昨年、高気密高断熱住宅「やわらぎの家」を建てさせていただいたお客様から、うれしいお手紙をいただきました。ここで紹介させていただきます
以下、お客様からいただいたメールからです
”我が家の住み心地”
自宅を建て変えたいと思い始めたのは、それは一冊の本から始まった。
それは、松井修三著「『いい家』が欲しい。」、「建ててしまった人は読まないで」とある、外断熱を勧める
内容だった。
実は約20年前現在地に住居を求めて物件を探していたとき出会った魅力的な新築住宅をパスした。
原因は、そのとき正直金額の折り合いが付かなかったこともあった。
それが建て直しのため毀されている姿に唖然として見入った。黄色の断熱材がカビで真っ黒に変色して
いた。「『「いい家』が欲しい。」で著者が繰り返し忠告しているとおりのことが現実になっていたからだ。
施工技術の優劣次第で結果が異なることはもちろんだが、この手の書籍をかなりカジッタ結果、外断熱施
工方法以外に選択肢がなくなった。
そして、嶋田工建さんのお陰で、気密と断熱を高め、24時間換気する建物ができあがった。
住み始めて、約半年が経った。
この季節、外は零度前後から暖かくて5度前後であるが、1階に設置の蓄熱式暖房機1台(8キロ相当)で
1階が早朝17,8度くらい、2階が15,6度くらいある。やや不足気味のように感じて、早朝エアコン(朝8時
まで深夜電力料金)で補っていたが、エアコンからの温風に何となくなじめない。
もっとも、蓄熱式暖房機のファンを早朝や夕方から作動させると1階が約20度になるが、夜になると熱量
不足となる。
加齢とともに寒さへの抵抗力が低下したように感じていることでもあり、結局、エアコンとは違い、強い風も
なく穏やかで年寄り向きな暖かさに魅力を感じ、今月(2月)に中型(4キロ)の蓄熱式暖房機1台を増設した。
この4キロの方の蓄熱量を絞っても1階が終日20度くらい、2階が17,8度くらいになった。
住み心地であるが、室内に上下の温度差を感じないし、空気が以前のファンヒーター暖房時ような湿り気
がなくさっぱりしているので、外にいるのと同じ感覚である。それでいて窓ガラス(樹脂サッシ)に結露がない。
24時間換気をしているが、最近(7,8年前新築)建てたお宅のコタツに入れてもらった際に感ずる不快な
空気の流れがなく、また、押入を開けてもヒヤッとせず、トイレや浴室に入っても温度差が少ないのが何より
いい。
木造建築に対する真摯な嶋田工建さんの追求、取組姿勢がこのように具体的な形で実を結び、住み心地
のよい住宅に仕上がったと、実感している。
松井修三氏は、前掲書中家にどのような価値を求めるかについて、老後頼れる一番確かなもの、死ぬ3日
まで自宅で過ごせる家であることを提唱しているが、この建物では、室内音が他の部屋に大きく伝わりやす
いのと冬に乾燥しやすいことが強いて挙げる短所といえるものの、それらを全うしているものと信じている。
ともあれ、夫婦とも”住み心地に感動中”である。
なんともありがたいお言葉をいただきました。ありがとうござます
社員一同 感謝申し上げます
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今朝の新聞に目をとおしていたら「便所の神様」の記事があった。
そういえば....昨年のトイレリモデルの時に製作した
トイレ空間「宙」soraにも飾ってあったと思い出した。
ドアも便器の蓋も背面パネルも輪島塗、手洗い器は九谷焼の豪華なトイレ空間でしたね−
あの時、隅っこに小さく置いてあった。
TOTO方に「これは何?」と尋ねたら「トイレの神様で加賀ではトイレに置く風習があるらしいです」とお聞きした、あの時に便所の神様人形を初めて知ったのでした。
矢印の部分に置いてありましたが、この写真ではわからないですね
その昔、男女1対の人形を、半紙に包み水引をかけ埋めるという習わしがあったそうですが、水洗式になってからは廃れてしまったようです。
考えてみれば、埋めてしまって人の目に触れないのですから、普通の人が知らなくても当然かもしれません。が...
あの時、輪島塗に目をとられ、人形の写真は撮らなかったのがちょっと悔やまれますね−
幼少の頃は、釜戸にも、井戸にも神様がいると母がお正月の飾りをしていました、トイレに神様がいても不思議ではありませんが、トイレに飾ってあったのかは覚えていません。
年齢がばれてしまいますね( ;^^)
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おはようございます。さて、昨日の続きです。
国土交通省の委託をうけ「長期優良住宅」の調査をおこないました。
それで、以前にたてさせていただいたお宅を訪問させていただいた時のことです
またまたでてきたんですねぇー
きのうは、初代棟梁である私の祖父が昭和初期に建てさせていただいたお宅の住宅調査をさせていただきました。その時にお客様が大事そうに抱えて持ってこられた書類。この家の図面と契約書.見積書です。すでに70年以上も時が流れております
はっきりと「嶋田甚太」と祖父の名前と、お施主様の先々代の方の名前が書かれております。
いや〜びっくりです、また出てきましたね。戦前の古い書類を見せていただいたのは、これで3度目です。世代をこえてその家に受け継がれてきたんですね。大切に保管されており、胸が熱くなりました。ありがとうございます。
こうやって長きにわたり工務店として続けてこられたのも、みな様にお抱え大工としてかわいがっていただいたことにほかなりません、あらためて、社員一同 感謝申し上げます。
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