今日で10月も終わりですね、11月は落ち葉の季節、どこかもの悲しさがあります。今日、寂しい出来事がありました。
親しくさせていただいているご近所の方から「ちょっと来てくれんか−話あるがや」と電話があり訪ねてみると…
「わたしら老人ホームに入ることにしたんや、あんたには世話になったね。世話になったんにこれ以上頼むがも気兼ねやけど留守宅を頼みます」とのことでした。
いつかはそうなるだろうとは思っていましたけど… 寂しさが…。
90代と80代のご夫婦ですから、介護保険制度利用でヘルパーさんに手伝ってもらっても 先々不安がいっぱいだったのでしょう。まさに高齢化社会を映し出している、そんな感じです。
そこで 急遽 携帯電話のレッスンになりました。
ホームに入られるので携帯電話をお持ちになられたのですが、初めてで使い方がわからない。ホームに入るまでに覚えたいとのことです。
が、マニュアル本は 分厚くてむずかしい〜いくらシンプルフォンといえど そう簡単にはいきません。
必要な電話番号の登録の方法、電話帳機能を使った電話のかけ方 etc メモをとりながら 私の携帯と友人宅と 実際にかけてみたり、かけてもらったりして。
シンプルフォンだからもっと簡単なのかと思っていたら そうでもないんです。これじゃ−初心者はわからなくて当然。わかってる人には簡単なことなんだけど、パソコンさえも使った事がない方は変換だの、カーソル位置だの フォルダの設定は ???です。
なんとか 電話帳機能を使ってかけられるようになったので一安心。次回はお買い物の約束をして帰宅。
たぶん今頃は ???になってらっしゃるかもしれません。
ここ数年、ご近所さんが老人ホームや病院に移られて寂しくなりました。まったなしの超高齢化時代がはっきりと現れています。健康はもちろんですが、自宅で快適に過ごせるように家にかかわっている私たちにできることはなんだろう?
介護リフォームといえばそれまでだけど、もっと深く掘り下げて考え直す時がきているのかもしれません。
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